女性活躍加速化助成金目当てのプチブラック経営者が増えてきている

女性活躍加速化助成金なるものがあり、これの対象になる中小企業では、急に女性管理職育成と言い出している。

そのため、金目で無理くりに女性管理職を作ろうとする経営者が出てきている。本末転倒な話だ。

今の現場の上流企業は、かなり時代遅れな社風で、社内でしょっちゅう飲み会があり、パワハラはありで、残業規制は守らず、それでいて受託企業に対しても社員の勤務表と同様に法定の夕方と深夜の休憩時間を控除する勤怠報告にしている。飲み会が多いので入館証や書類を紛失するセキュリティ事故も多い。

そんな古風な企業にも関わらず、女性管理職倍増計画なるものを推進していて、年次の浅い女子社員のうち成績が良い者をピックアップして重点的にキャリア育成している。

キャリア育成と言っても本当に教育しているわけではなく、単にポジションの肩書をなにがしかくっつけているだけで、管理職らしい仕事をしている女性はごく少数しかいない。年次3年前後ではそれで当然だが。

どう見ても昔風のパワハラアルハラ、残業万歳の社風なのに、やたらと女子社員を贔屓して管理職に引っ張り上げるのは、やはり女性管理職を作れば助成金がもらえるからだろう。いかにもプチブラックな経営者が安易に考えそうなことだ。

助成金目当ての名ばかり女性管理職を増やすと、むしろ女性は社会進出出来なくなるだろう。そして差別される側になる男性社員はサイレントクレーマーやサイレントサボタージュになる。まったくもって本末顛倒な話だ。だから現金をバラ撒いてはいけない。

中小企業の現状がそんなものなので、本当に女性が社会進出するのは、市役所レベル以上の公務員や上場企業だけだろう。

中小レベル以下だと、名ばかり女性キャリアが増えることで逆に女性社会進出は停滞し、男女間が分断して相互に保身的になることにより、会社単位でまとまって協力して何かを成すことが難しくなって行くはず。

17年の女性新社会人は「サクキャリ女子」