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共謀罪

組織犯罪処罰法(共謀罪)が今日にも強行採決されるとの報。

強行採決とは与野党間で合意が無いまま採決する事、なのですが・・・

そもそも与党は何故強行採決をするのか。

→野党が採決に応じないから(いつまで待っても応じる事はない)。

では何故野党は採決に応じないのか。

→法案が否決される可能性が0だから。

原因は党議拘束が全てなのです。政党政治が議会を腐らせている。

党議拘束とは、議員は自らの所属する政党の決定に従って議決権(賛否)を行使する事で、一般的に造反した場合は処分を下される。

処分を下されるとどうなるか。

→政党を除名となり次回選挙では公認を得られず無所属として戦う事になる。

→落選する。(政治生命を断たれてただの人、となる)

→嫌だからたとえ自身の考えが異なっても政党の指示通りに動く。しかもその方が考えなくて良いからラクだし、身分は保障されるし、何より従順な議員として党内の出世も早くなる。

党議拘束が絶対ならば、

「次回の選挙まで国会は不要」

という事になります。

残念だが、国会ではこういうセレモニー的な作業が日々行われています。形だけでも民主主義国家という為にね。

多数の出す法案はどんな欠陥を抱えようとも絶対に通る。

少数の出す法案はどんなに素晴らしくても絶対に通らない。

こういう構造なんだね、国会という所は。

共謀罪は閣法(内閣から出された法案)だから、国会は内閣に対して質疑をする。

本来内閣と国会はお互いに監視をし合う立場なのだが、国会の多数(与党)は内閣の法案を考える力を持たずに追認するだけであるから、三権分立は機能していない。

本来の議会のあるべき姿は

法案に対して喧々諤々質疑を重ね、法案のどこに問題があるのか、様々な見地から意見を出し合い、練り上げてゆき、修正すべきは修正して専門家の意見を聞き(参考人質疑)、法案をより良いものに詰めて行く。

その上で各議員がこれまでの質疑の経緯や参考人の見地などから自らの信条で賛否を明らかにする。

賛成多数なら法案は成立(少数派な多数に従う)、賛成少数なら廃案。それが民主主義の形だ。

共謀罪について自民党から反対出ても良いし、共産党から賛成が出ても良い。むしろそれが自然な姿であって。全員が一致団結して白黒はっきりしている方が不自然でし気持ち悪いわ。それは多くの方々が嫌ってる北朝鮮全体主義と同じでしょ。

参考人から意見を聴取してもそれを参考にする事はない。

参考人を呼ぶ事は採決の前提だから。

より良い法案に練り上げるために呼んでるんじゃなくて、採決をする為に呼んでるんですね。

議論しても結果が変わらないのが前提だから民主主義のフリをした内閣独裁が実際行われているのが現状。

党議拘束を本当に無くさないとならないんですよ。

与党だけの話じゃない。

野党も党議拘束に縛られている。

3人寄れば派閥が出来る、っていう位だから政党が出来るのは最早仕方がないでしょうが、党議拘束何とかならないんですか。