デビルメイクライ1,2,3:なるほど

デビルメイクライは、カプコンから発売されたアクションRPGである。

有名どころなので知らない人も少ないとは思うが、カプコンの代表作のひとつとなっている。

 デビルメイクライシリーズ:https://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1158.html

このソフトは、通常であれば手に取らない類のような気がするが、開発の経緯が『バイオハザードの新作を作ろうと思ったら何やら別のものが出来上がってしまった』ということなので、一体どういうものが出来上がったのかについては大変興味があった。

逆にいえばそこだけなので、特に深くプレイするつもりが当初からなかったりする・・・。

実際にプレイしてみると、まずは館に入るところから始まる。

館に入って、とりあえずウロウロしてみたのだが、カメラ固定の視点切り替え式で扉をくぐって次の部屋に進む様子だとか、放置されている人形らしきものが急に動き始めて戦闘になるなどの演出は、確かにバイオハザードの舞台のそれである。

主人公の操作性は一般的なものになっており、バイオハザードのラジコン操作のような不自由さからは解放されている。

バイオハザードの操作系と照準のあわせづらさは、ホラーの演出を助ける手段のひとつであった筈だが、スタイリッシュアクションとは相反するので、操作系はより自然なものになっているのが筋である。このあたりは想像していた通りの仕様であるなと思った。

源流のバイオハザードを意識したときに、最も大きく違う要素は主人公のスペックであろうか。とりあえず敵が出てきたら倒せば良いだけだったりするので、ビクビクする必要がない。

バイオハザードの舞台に超強い主人公を配置してみたらこうなりました、というモノとして見ると、これはこれで別の見え方をして面白い。

デビルメイクライは、その後シリーズを重ねているが、2や3は、もはや「デビルメイクライの続編」として作られているのだから、バイオハザードのニュアンスからも解放されているようではあった。

初代のデビルメイクライは、バイオハザードの英語名「Regident Evil」らしく館の中、狭い部屋のなかで戦闘することも多いようではあったが、2については冒頭開けた空間(屋外)からスタートするし、3については街中からスタートする。

たまたま「やりすぎた」が故に生まれた作品が、その良さを昇華して別の良作になるというパターンは、さまざまなゲームを見てきたなかでも、あまりないように思う。

きちんとプレイするつもりもないが、安く手に入れられたがゆえに、1〜3まで横並びに見ることができて、大変満足である。

ちなみに、デビルメイクライ4も手元にあるが、これはまた別途。

全体的にみて、一騎当千の主人公が敵を単騎で破壊しつくす姿は“無双”シリーズと似通っている部分もあるような気がしたが、デビルメイクライのほうが、よりケレン味が強くゲームとしての楽しさを追及してる感は強い。

こういうゲームデザインは、個人的には好きだなあと思いつつ、でもやっぱり、エンディングまできちんとやりこむ程のモチベーションは無いのであった。

1,2,3,4と、いきなり4本も入手すると、なんというかゴールが遠すぎて倦厭してしまう。変な話ではあるのだけれども。