5日(月)20時37分は二十四節気の【芒種】です。?養生

食養生の面】では、

【この時期の食養生】としては…【「湿熱疾病」と「冷たい物中毒」の合併症】からの脱却です。

梅雨に入ると、【湿熱】で【脾胃】が弱ってきますから、胃に負担がかからないよう、「油っこいものを避け」、「よく噛んで食べる」のが第1となります。

この時期、通常はエネルギーの消耗が少ないですから、【腹八分】とし、食欲も落ちてきますから、下記のようなもので、美味しく食べられるものを少しずつあれこれ食べるのが良いでしょう。

?【食養生の歴史】…歴代の養生家はいずれも夏の3ヵ月の飲食によって補うと考えていました。

・『呂氏春秋・尽全編』によれば、「一般に強い濃厚な味がないものを食べ、激しい味ときつい酒は与えない」と指摘しています。

・唐代の孫思は人々が「常に軽くて清らかで甘くて薄い物を食べ、オオムギ、小麦、うるち米がよい」と提唱し、また「養生に長じる者は常に肉を少なく食べ、ご飯を多く食べなければならない」と言いました。

・元代の医学家:朱丹渓は『茹談論』で、「肉食を少なく食べ、穀物、野菜、果実、自然の味を多く食べる」と言っていました。

?【栄養学】の角度から見て…、【〈あっさりしている飲食〉は〈養生において、取って代わることのできない作用〉があります】。

例えば、野菜、豆類は人体のために必要な炭水化物、蛋白質、脂肪、鉱物質などの栄養素と大量のビタミンを提供することができ、ビタミンはまた、人体の新陳代謝において欠くことのできないものでもあり、病気を予防し、老化を防止することができます。

果物、野菜の中の【ビタミンC】は、〈体内の酸化還元のための重要な物質〉であり、それは【細胞の酸素吸収を促す】ことができ、細胞間といくつかのホルモンの形成の中で欠かせない成分です。その他、ビタミンCはさらに病理的変化を抑え、抗体の形成を促進し、体の病気への抵抗力を高めます。

高齢の方々にとっては、果物、野菜を多く食べ、その中から摂取される【ビタミンC】は【血管に対して一定の補完・保養の作用】があり、さらに、「血管の壁に堆積した【コレステロール】を【肝臓】に移して、【胆汁酸】に変えます」。これは【動脈硬化の予防と治療】という面で一定の作用があります。

野菜の中の【セルロース】はスムーズな排便に役立ち、毒素の吸収を減少し、早期の老化を予防し、便秘によって引き起こされる直腸癌の発生を予防する面で、極めて重要です。

その他、飲食による栄養補給と同時に、『辛すぎ、甘すぎるものを食べるなかれ』ということも重要なことです。

?)辛い食物を食べすぎれば…体内のナトリウムのイオンが過剰となり、高齢者は、運動量が小さく、血圧を上昇させることになり、さらには脳の血管機能の障害をもたらすことになります。

?)甘い食物を食べすぎれば…人体の健康にマイナスであり、年齢の増加に従って、体内の炭水化物の代謝能力が次第に小さくなり、中間の産物、例えば糖分の蓄積を引き起こしやすく、糖分は高脂血症と高コレステロール症を招き、ひどい者は糖尿病さえ誘発することになります。

上記のように、飲食は養生・病気予防の極めて重要な手段です。

そのため、夏季に入ると、人体の新陳代謝は盛んになり、汗が体外に排出しやすく、気を消耗し、唾液の分泌を多くする時に、暑気を払い、気をよく保ち、唾液の分泌を促し、渇きを癒す食物を多く食べなければなりません。

高齢者は体の機能が減退しているため、暑い天気に消化液の分泌が減り、心臓・脳の血管がある程度硬化しているため、飲食はあっさりしたものの補給を主とし、暑気を払い解熱し、胃を保養し脾臓をよくし、血圧を下げ、脂肪を減らす食品を補とします。

女性は月経期あるいは産後に、気候がだんだん暑くなっても、生のものや冷たいもの性涼の食品を食べるのを避けることによって、誘発される様々な病気を防ぎます。

?対処食養生

【外湿】への対処食養生

<食の養生>「利尿作用のある飲み物」や「香りの良い食材」を選んで、湿邪を発散し(余分な水分を取り除き)、身体に溜めないよう心がけましょう。

体内の水分調節(利尿・利湿→水だし)…「大麦・ハト麦」「緑豆もやし、緑豆春雨」「小豆、黒豆、緑豆、空豆、いんげん、枝豆、えんどう、グリーンピース、落花生」「なす、アスパラ、高菜、しそ、とうもろこし」うり科の食材:「キュウリ、冬瓜、スイカ、スイカの皮」」「ブドウ」「お茶、コーヒー、ココア」など

・「冷たいものを控えて」、【小豆・えんどう豆・いんげん豆】など、腎臓の働きを助ける豆類を取り入れると、体内の余分な水を排出してくれすっきり過ごせます。

・【キュウリ】は…身体にこもった余分な熱や水分の滞りを排出します。また、喉の渇きを癒します。

【キュウリ】は…「寒性」で気を降ろす作用があり、身体の熱を冷ます作用があります。そのため、身体の熱がこもりやすい夏やのぼせやすい人に向いています。

キュウリにはカリウムが多く含まれており、利尿作用やむくみを取り、ナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用があります。

また、キュウリなどのウリ科の野菜に含まれるククルビタシンは胃液や唾液の分泌を促し、食欲を増進させます。

・【すいかの皮】には、意外ですが、水の巡りを良くする効果があります。

キュウリや冬瓜のように調理したり、漬け物にしたり、いろいろな調理法を楽しんで、むくまないすっきりした夏を目指しましょう。

・【空豆】は…胃腸の働きを高め、身体に溜まった余分な水分を排出して体力を向上させます。

カリウムを多く含み、体のむくみをとります。良質なタンパク質を含むため、肝機能を高める作用があります。

空豆にはビタミンB1ビタミンB2が含まれており、糖やタンパク質のエネルギー代謝を助け、またビタミンB1は乳酸の排出を促すことから疲労回復にもよいと言われています。

また、普段食べる機会の少ないさやの部分には食物繊維が多く含まれており、鮮度の良いものはやわらかいので、筋を取ってさやごと焼いて食べるのもお奨めです。

※今が旬の食材には、体にこもった余分な熱を冷ます、水分の代謝をよくする、胃腸を元気にするなど、役立つ働きがあります。

・・・・・・・・・・・・・

【内湿】への対処食養生

<食の養生>この時期は、なるべく食材を加熱するようにしましょう。

?)脾胃を元気にする食材…「あわ、キビ、大麦、ハト麦、黒米、もち米」「山芋、サツマイモ、じゃが芋」「いんげん豆、大豆製品、黒豆、空豆」「落花生、くるみ、栗、枝豆、蓮の実」「おくら、キャベツ、小松菜、生姜、青梗菜、とうもろこし、なす、人参、カボチャ」など

・豆腐も冷奴ではなく、湯豆腐などにして食べるようにして下さい。

・【脾胃】はやわらかくて、温かい物、脂肪の少ないものを好みますので、胃腸が弱っている時は、【小豆】や【ハト麦】をやわらかく煮て、【カボチャ】を加えた〈お粥〉を召し上がると良いです。

カボチャの甘味が美味しいので、塩味だけで整えて下さい。身体を温めるうどんやにゅうめんをやわらかく炊いて、カボチャや人参を加えて食べても良いです。

生姜やネギを薬味として散らし、身体を温めて、【湿】を飛ばしましょう。

・胃の経絡を刺激する陰ヨガポーズもおすすめです。

?)脾胃を温める食材(発汗&発散作用〉…玉ネギ、ねぎ、紫蘇、香菜、三つ葉、みょうが、ししとう、生姜、ニンニク、キムチ、山椒の実、小茴香、柑橘類… など

気温はまださほど上がらず、冷んやりとした雨が降ることもあり、そんな時期は、「身体を冷やさない除湿を心がけること」が大切です。

?)湿を取り除く食材…ハト麦茶、トウモロコシ、小豆、鯵

ハト麦と言えば、日本ではハト麦茶で知られていますが、薬膳の故郷の中国では、ハト麦の実から皮(殻)を取り除いたものを「ヨクイニン」と言います。

体内の余分な水湿を排泄させ、尿の出をよくしたり、むくみを解消する働きがある他、肌荒れや吹き出物などの肌トラブル解消、美肌のための生薬としても古くから用いられてきました。

ハト麦は少し余分に茹でておいて、冷凍も可能です。梅雨時には特に、雑穀の一つとして、是非摂り入れていきたい食材です。

※お奨めは、身体にたまった余分な水分を取り除く力のある食べもの?や、湿気に弱い胃腸の働きを高める食材?ですが、

身体を温めながら、気の巡りをよくしてくれるもの?をほどよく使うと、湿の停滞によって起こりがちな、胸のつかえ感や痛みを和らげるのを助けてくれます。

余分な湿の排出を促して、高温多湿なこの時期を快適に過ごしましょう!

・・・・・・・・・・・・・

【肺】の食養生

<食の養生>?)〈【肺脾腎】を補強する〉には、余分な湿毒を除く【タンポポ茶+漢方薬の〈通竅(つうきょう)〉】の組み合わせが重要です。

?)腎臓を補って、肺を助け、消化を良くするウリ科食品のニガウリ、冬瓜、スイカ、きゅうり等やパパイヤ、トマト、緑豆など。

・・・・・・・・・・・・・

【心臓】の食養生

<食の養生>これにもってこいの野菜がこの頃からの旬が【タマネギ】です。

特段な栄養価はないものの、「特有の刺激:臭硫化アリル」が「ビタミンB1を活性化」させ、これによって、「エネルギー産生回路を円滑に回す」、つまり、「スタミナ食」になりますから、「心臓にとって実に望ましい食品」と言えます。旬のタマネギを大いに食しましょう。

同じ頃に旬となってくる【ニンニク】も、「薬効成分:アリシン」が同様な働きをしますから、これも料理に取り入れたいものです。

?五味

「夏は苦味を欲する」と言いますが、「5つの味:五味」についても頭に置いておいて下さい。

漢方では、五臓バランスを整えるため、夏は【主:苦味、従:辛味、添:甘味】の三味の組み合わせを最適としています。

料理は、この三味を頭に置いて、行なって下さい。

?【おすすめの食材】

【蕎麦(そば)】は、むくみ・のぼせ・うつ等を治し、イライラを解消し、うつを防ぐ効果もあります。不眠にも効果的です。身体に負担もかけません。

体を冷やす効果があるので、生姜やネギ、わさびなどの薬味と一緒に食べると体温をうまく調節できます。

蕎麦の成分ルチンはビタミン様物質と言われ、血管収縮作用、毛細血管の透過抑制作用、毛細血管壁を強くする効果があり、脳出血の予防に効果があります。

パイナップル:清熱解暑の作用があり、熱中症の予防に良いです。

気を補って消化不良、 便秘や下痢を改善するので、暑さバテの回復にお勧めです。

肥満、むくみ、 喘息等にも良いです。

但し、冷え性の人は食べ過ぎないようにしましょう。

その他の食材としては大豆、ほうれん草、キャベツがお奨めです。

?【体質】

まずは自分がどの体質かをしっかり知りましょう!

芒種において養生すべき体質は、【血質】と【痰湿質】です。

痰湿(たんしつ)質の養生ポイント】は…【暑湿の除去と防寒・防涼】

痰湿質の方は芒種の時期から利水去湿効果がある食物を食べて下さい。例えば、ハトムギ、小豆などが良いでしょう。

痰湿質の方の体型は大体太りがち、夏場には冷たい物が好きです。これは健康には良くなく、体内の寒湿を重くさせ、胃腸を障害します。

従って、食事はあっさりした食事で、お粥や野菜などを摂ることがおすすめです。

おすすめ茶:サンザシ茶、干しゴーヤレモングラス茶、干し蓮の葉とレモング ラス茶

【血(けつお)質の養生ポイント】は…【水分補充、清熱、運動】です。

芒種は気温が徐々に高くなり、汗をかくと体内の水分が喪失し、血質の方にとっては、大きな痛手となります。

この時期、必ず水分補給を心がけて下さい。

また、血質は熱の発散機能が弱いので、体内に熱がこもりやすいので、清熱することも重要です。

例えば、ゴルフは適度な運動でおすすめなのですが、プレイ中は必ず水分補給をこまめにし、血栓等ができないように注意することが重要です。

おすすめ茶:サンザシの黒糖茶、田七人参・サンザシ・ハチミツ茶

注意すべき病気…「心臓病・冠動脈性疾患、口内炎

一方、適当な運動は血の流れをよくさせます。

梅雨の養生にお奨めのツボ

足の三里…脾胃を強くするツボ

膝頭の外側の下にできるくぼみから指4本下

内関穴…精神の安定、ストレス解消に

【運動】

養心ヨガ…この時期は心経を鍛えることが養生のコツで、心経は心・循環器系、脳障害、精神障害などの際に重要になってきます。

まず、立ち姿勢で両足を肩幅に開き、つま先を正面に向けて立ちます。お腹を引き締め、背筋を伸ばします。

その際、両手は合わせて胸の前におき、息を吸う時、両手を合わせたまま胸から、頭上によく伸展します。

次に、息を吐きながら合わせた両手をゆっくり胸の位置に戻す。このようなポーズを5呼吸分ほど続けましょう。

【入浴】

暑い時にはシャワーで済ませがちですが、健康のためには、こういう時期こそ、きちんと首まで風呂につかり、汗をかくことが重要です。体表の汗だけでなく、体の奥からの汗が特にこの時期には必要です。

足湯や半身浴も効果的です。汗は体温調節や血液の循環に重要な役割を果たします。

芳香浴や薬湯浴など楽しみながら、ぬるま湯に首まで浸かり、皮膚を柔らかくし、夏の皮膚病を予防しましょう。

・・・・・・・・・・・・・

【梅雨】は日本ならではの潤いの季節で、恵みの梅雨ですから、豊かな四季の移ろいとして楽しみましょう。

そして、食事や生活のちょっとした心がけや工夫で、【湿邪】を追い払い、心身ともに梅雨をすっきりと、楽しく、元気に過ごしましょう。

+。:.゜.:。+゜+。:.゜.:。+゜+。:.゜.:。+゜+。:.゜

お問い合わせは【図書館カフェHabiRoad平井克也】迄ご連絡下さい。

a.右記メールアドレスhabiroader@yahoo.co.jp

b.平井克也へのfacebookメッセージ

c.電話:図書館カフェ:03-6380−5892、070-6439-3695

のいずれかでお願いします。

+。:.゜.:。+゜+。:.゜.:。+゜+。:.゜.:。+゜+。:.゜

【図書館カフェ HABI ∞ROAD 】

【ブログ】http://ameblo.jp/skmhirai/

フェイスブック】(図書館カフェ)http://www.facebook.com/habiroader

【営業時間】10:00〜21:00(予約制)

【電話番号】03-6380-5892 070-6439-3695

【メール】habiroader@yahoo.co.jp

【住所】渋谷区千駄ヶ谷5−32−5GSハイム新宿南口1階

(新宿高島屋近くの新宿パークホテル前のファミリーマート新宿御苑方面に10m)

【交通】JR「新宿駅」新南口から徒歩7分、JR「代々木駅」東口から徒歩6分、

地下鉄「新宿3丁目駅」E-7、E-8出口から徒歩3分

【店主】 平井克也

フェイスブックhttp://www.facebook.com/home.php#!/habiroad